主祭神

大國主大神 大物主大神 幽冥主宰大神 江島辨才天大神 辨才天大神 宇賀辨財天女尊大神
不動明王 愛染明王 厄神明王 鬼子母尊大神

配祀神

天御中主大神 高皇産霊大神 神皇産霊大神 少毘古那大神 天照大御神 素盞嗚尊大神
事代主大神 龍蛇大神 龍神大神 豊受大神 稲荷大神 産土大神

福徳稲荷神社

主祭神
宇迦之御魂大神(稲荷大神) 豊川吒枳尼眞天大神 最上位経王大菩薩大神
如意輪観世音菩薩 三面大黒天神 大黒天

光明山大日社(鎮守神)

主祭神
大日如来 大聖歓喜雙身天王(大聖歓喜天) 十一面観世音菩薩

配祀神
仏眼仏母尊 聖観世音菩薩 千手観世音菩薩 荒神尊
大志羅大善神 大随求菩薩 弘法大師 釈迦牟尼仏 文殊菩薩 普賢菩薩

神道について

神道は日本の風土や日本人の暮らしに基づき、生まれた信仰であるといえます。
山、海、川、草木、風、太陽、気象などの自然物や自然現象、衣食住や生業などあらゆるものに神が宿ると考え、敬意を払います。

神道の神々様はその数の多さから「八百万(やおよろず)の神々」と呼ばれています。神道とは森羅万象を神々様の体現として享受する「惟神の道(かんながらのみち、神と共にあるという意味)」であるといわれますが、その根幹にあるものは森羅万象や祖霊、死者への畏敬の念なのです。

神道の信仰が形となったものが祭りです。私たちは自然を守り、自然と人間が共に生きてゆくこと、祭りを通じて社会の和を保ち一つになること、祖先を敬い、子孫の繁栄を願い、住みよい日本の発展を願うこと、これが神道の理念といえます。

当神社は大國主大神・大物主大神(別名)幽冥主宰大神・辨才天大神のお社です。また、(幽冥大神)の祖霊社でもあり、御霊供養もするお社でございます。

御家族様に御不幸がございましても御遠慮なくお越し下さい。

~主祭神の御案内~

だいこくさまとは(大國主大神・大物主大神)

私達に身近な【だいこくさま】とお慕い崇敬申し上げております大國主大神様・大物主大神様は「幽冥(かくりよ)事を司られる大神」として当社に御鎮守しております。幽冥(かくりよ)事とは目には見えない心に写る世界を指し、死後の世界・神々様の世界を主宰されております。

大神様は、その尊い御神徳によって悩み病める人々を救い、私達の心に安寧と幸福をお授け下さいます。「国造りの大神」でもあらせられる大神様は、【農業・商業】を始めありとあらゆる災厄の因縁から守り、栄えさせていただけます。

大地を主宰しお守り下さる【地鎮の神】大土地大神(おおとこぬしのおおかみ)として【土木・建築工事の作業安全】を御守護下さります。人々に幸福をお授けになる福の神・縁結びの神、家内安全、身体健全、無病息災農業繁栄、海上安全、漁業繁栄、土地・建築工事などの作業安全、交通安全を御守護下さります。

私達には見えない、神々様の世界・魂の世界(死後の世界)を主宰されて私達だけではなく、御先祖様も御守護下さる尊い大神様です。
「大國主大神・大物主大神」が国つ神の代表神【総産土神様(そううぶすながみさま)】であり、「大國主大神・大物主大神」は、神代の昔この日本の国土を開拓され国づくりに励まれたと伝えられています。日本の建国に大きな功績をお立てになりました。

これにより大國主大神(大地主大神)として仰がれ、農業・漁業・温泉・医療の神・縁結びの神として、招福開運・商売繁昌・災難除け、更には人の目には見る事ができない死後の世界・神々様の世界の幽冥(かくりよ)を主宰され、「魂」をつかさどり御守護・御導き下さる幽冥主宰大神(かくりごとつかさのおおかみ)として、実にその御神徳は広大無辺なるものがあり、古くから今の世に至るまで、幸福の御縁を結ばれる【えんむすびの神】と敬仰され、【だいこくさま】と申して慕われ【福の神】として篤い信仰をおうけになっております。

ひとりでも多くの皆様が当おやしろの大神様を敬い慕い、楽しい豊かな心をもって生活が営まれますようお祈り申し上げます。

大神様たちは皆様の親神様でもあり、慈愛(いつくしみ)の神でもあらせられますので、大神様は、皆様の魂の成長、御繁栄、御幸福になるために、お悩みを是非御相談下さい。

大國主大神は「所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)」ともよばれ、私共は自分たちの住む日本の国土をひらかれた神として知られております。

大神は、私共の果てしない遠い祖先と喜びも悲しみも共にされ、国土をひらかれ、国づくり、村づくりにご苦心されたのです。また農耕やその他さまざまの業をすすめ、私共の生活の基礎を築かれ、殖産の法を教えてくださったのも、この大神です。さらに大國主大神は、医薬の道をひらかれ、人々の病苦をお救いになるなど今もなお、慈愛深いみこころを私共にお寄せくださっています。

大國主大神といえば「縁結びの神さま」です。そしてここには、愛の契りで結ばれた幸せな二人の姿を思い浮かべられるのではないでしょうか。

しかし、「縁むすび」とは、ただ単に男女の縁を結ぶということだけではありません。私共が立派に成長するように、また社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの幸栄(さきはえ)のためのあらゆる素晴らしい縁の結びなのです。

大國主大神が「福の神」と慕われ、すべての人々からひろく深い信仰をおうけになっているのも、この“むすび”という笑み溢れる愛情を私共に限りなくそそいでくださるからです。

今日も大國主大神は、子供の幸せを願う母親のように、私共に「幸福の縁」をむすんでくださっています。

(別名)大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)

地主という言葉のとおり、私共の住むこの母なる大地の生命をつかさどられるという意味です。全国各地の産土神(うぶすながみ)の大主宰(総産土神)であるところから、特に土工(井戸掘り、溝堀り、石垣を築き土地を盛りあげるときなど)や建築(居宅、土蔵、物置などの新築、増改築するときなど)をする場合には、大神のご守護をいただくおまつりをうけて、自分の宅地を大神のお屋敷にしていただく「福の屋敷」の信仰が古くより伝えられています。

(別名)幽冥主宰大神(かくりよしろしめすおおかみ)

幽冥(かくりよ)とは、幽事(かくりごと)、神事ともいって、私共の眼に見えない、耳にも聞こえない世界です。神から生まれ、神から授けられた私共の聖なる霊魂・生命は、神によってよみがえり、そのみちからによって生かされ、救われます。このことこそ幽冥主宰の大神のミハタラキによることに他なりません。

そして大神は、今の世も、後の世も、霊魂が永遠に栄え、生命の継承がはかられるよう護りみちびいてくださいます。大國主大神に数多くのご神名があることは、それほどにあらゆるご神徳をそなえられていることを意味し、大神は私共のために数限りない「むすび」のご霊力をおそそぎ頂き、住みよい日本の国土を築かれました。

それは、すべてのものが豊かに成長する国土です。大國主大神・大物主大神は日本の国に住む人々のために“むすび”の霊力を与えられ、幸福な生活にみちびいてくださいます。そして大神は、世の人々のために限りない愛情をおそそぎになり、今日にいたるまで篤い信仰をおうけになっています。

大國主大神様・大物主大神様は「だいこくさま」とも親しまれ、昔から福の神として人々の篤い崇敬を受けてきました。だいこくさまと言えば、大きな袋を背負い、右手には打ち出の小槌を持ち、米俵に乗りニコニコされているお姿がすぐに思い浮かびます。また幽世(かくりよ)からこの世の私たちを見守って下さる大神様の温かい気持ちを表しているのではないでしょうか。

ぜひ、大神様を信仰されまして、大きなご神縁が結ばれて、大きな「お福」を頂かれて下さい。